2021年の最大のサッカーイベント
1 min read2021年はの最大のサッカーイベントはEUROとオリンピックだったといえるでしょう。私たちにとって、AFC が何よりも大好きであるにもかかわらず (国として何度 Google で「アジアカップ ストリーミング」と検索したか考えてみてください)、EURO は依然として賞品とみなされています。 やっぱりトップレベルの大会ですからね。
EUROについて
グループリーグでは、フランス・ドイツ・ポルトガルのグループが死のグループに当たりました。もう1つのハンガリーは格下と見られていましたが、ドイツとフランスからは勝ち点1を取り、ポルトガルとも1点差の惜敗となりました。この3カ国は、決勝トーナメントですべて負けたので、文字通り死のグループ国だったのかもしれません。デンマークは、エリクソンの試合中の心臓発作もあって大変な状況となっていましたが、グループ2位で通過し、決勝トーナメントも準決勝まで進めたのは見事だったといえます。エリクソンも体調を取り戻してくれたのもチームにとってはいい流れとなったことでしょう。
また、2021年はワールドカップファイナリストはEUROでも勝利するのも難しいことが証明された大会でもあったといえます。フランスだけでなくクロアチアも成績も残すことができませんでした。イタリアやイングランドは評判通りにファイナリストに値する国だったと思います。ユヴェントスだけでなくインテルやミランやアタランタやナポリでリーグ5位まで独占していたので、近年のイタリアでは最強かなと予想されていましたが、なかなか予想通りにはいかないようです。イングランドもPKでの決着だったので、同じくらいの実力だったといえるでしょう。そのため、今回においてはイタリアに運があったのかなという印象です。
一番注目していたのはスペインでした。決定力不足があったりブスケツが使えなかったりとマイナスポイントもありましたが、3試合目から1試合ごとに成長して、まさかの準決勝まで進める結果となりました。優勝国イタリアともPK戦での敗戦だけにワールドカップグループリーグ敗退からよくここまで立て直したなと感じました。選手交代もイングランド同様よかったですが、イタリアの出来が少し勝ったといえるでしょう。
オリンピックについて
オリンピックでは、ブラジルは評判通り強さを発揮する結果となりました。アフリカ勢のエジプトとコートジボワールが決勝トーナメントに進んだこと、ニュージーランドも決勝トーナメントにも進んだことなど、サッカーの国際大会は改めておもしろいなと感じさせられる大会となりました。フランスがまさかのグループリーグ敗退となりましたがEUROの試合見れば、必然のグループリーグ敗退ですし、メキシコと日本が勝ち上がると大会前から予想していた人も多いことでしょう。スペインはEURO同様に厳しい状況となりましたが、最小失点に抑えたことが決勝まで進めた要因だといえます。また、EUROと違うのは、オヤルサバルがエースFWと言えるくらいに成長したことでしょう。ブラジルはリシャルリソンを無得点に抑えれば、勝てるんじゃないかとも予想されていましたが、他の選手でも得点できるくらい選手層が厚かったといえます。勝てるとすれば、ブライアン・ヒルのミドルシュートがクロスバーに当たったシーンくらいだったでしょう。延長は、ブラジルが完全に主導権を握り、チャンスが無かったと思います。