ボディビル vs クロスフィット vs パワーリフティング vs キャリステニクスの違い
最近は健康志向の人が増えており、多くの人がフィットネスに関心を抱いています。日本でもジムに通い始める人が増えていますよね!
ただし、自分の体を最大限に活かすためには、どのようなフィットネストレーニングを行うべきなのか、という疑問を持っている人がたくさんいるのではないでしょうか?
あるトレーニング方法が他のトレーニング方法よりも優れているとか、これは自分に向いていない、などたくさんの情報が溢れているため、その方法を選ぶべきか悩んでしまいますよね。
また、ボディビル、クロスフィット、パワーリフティング、キャリステニクスなど、たくさんの用語があるため、混同してしまっている人も多いですよね。
そこでこの記事では、ボディビル、クロスフィット、パワーリフティング、キャリステニクスの違いについて紹介します。
ボディビル
ボディビルは最も聞く機会がある言葉です。ボディビルとは何かをウェブで検索してみると、「身体の筋肉を強化、拡大するための激しい運動を伴うスポーツ」と定義されています。
このボディビルの目的は、単に筋肉を大きくすることではなく、体の中の脂肪を適度に減らして、一つ一つの筋肉がはっきりと見えるようにすることが大切です。
つまり、ボディビルは筋肉を美しく見えることを目的としているといってもいいでしょう。
クロスフィット
クロスフィットは、全身を鍛えることを目的としたトレーニングであり、数あるトレーニングの中でも最も厳しいものとされています。
クロスフィットでは、約50分間のトレーニングで、「心肺機能」「スタミナ」「筋力」「柔軟性」「パワー」「スピード」「連動性」「俊敏性」「バランス」「正確性」の10要素を総合的に鍛えていきます。
限られた時間の中で集中的にトレーニングをおこなうため、限界まで自分を追い込むことが必要となります。つまり、エクロスフィット中はただ時間内に行うだけでなく、できるだけ多くの回数をこなせるように意識して限界まで追い込むことが大切です。
クロスフィットはかなり上級者向けのトレーニングとなります。そのため、初めての場合は10分間など、短い時間から開始するのがいいでしょう。
パワーリフティング
パワーリフティングとは、バーベルを持ち上げすトレーニングのことを言います。パワーリフティングには、パラレルスクワット、ベンチプレス、デッドリフトの3種類があり、それぞれで異なる筋肉を鍛えることができます。
パワーリフティングというと腕を中心に鍛えるトレーニングだと思われがちですが、重力に逆らって重い重量を持ち上げるため、実際には体のすべての筋肉を使う必要があります。そのため、パワーリフティングでは全身の筋肉を鍛えることができます。
パワーリフティングはクロスフィットのように激しいトレーニングではないため、自分のペースでゆっくりと体を鍛えることができます。
キャリステニクス
キャリステニクスという言葉は、知らない人が多いのではないでしょうか?キャリステニクスとは、「自重トレーニング」のことを指し、腕立て伏せや上体起こし、スクワットといった自分の体重を使って身体に負荷をかけて筋肉を鍛えるトレーニングのことを指します。
キャリステニクスでは一切器具が必要でないので、自宅で簡単に始められるトレーニングとして人気を集めています。
1日10分から始めることができ、自宅で簡単に実施できるため、習慣化しやすいのがキャリステニクスの魅力だといえます。
自分に最適なトレーニングを見つけよう
トレーニングにはたくさんの種類があり、それぞれでやり方、身に付けられる筋肉が異なります。今回消化した4つは特に代表的なもので、多くの人に支持されています。ぜひこれらの中から自分に合ったものを見つけて美しい筋肉を手に入れましょう。
ただし、これらのトレーニングを行う際には、無理なく自分のペースで行うことが大切です。特にクロスフィットについては無理をしてしまうと体を壊してしまうことがあるので注意が必要です。はじめてトレーニングを始めるという人は、まずはジムのトレーナーの指示に従うのがいいでしょう。